2024年1月4日木曜日

2024


 あけましておめでとうございます。


コロナ禍が明けた昨年は、マスクから解放された子ども達のたくさんの笑顔を見られて

うれしい驚きにあふれた一年でした。


大人も子どももマスクなしで話をしたり、笑い合える喜びを噛み締めているように見えました。

楽しいイベントもたくさん戻ってきました。お遊戯会での自分のセリフを教えてくれたり、

運動会のダンスを見せてくれたり、園での生活をイキイキと語ってくれる子どもたち。

コロナ禍の3年を経てきた子ども達の成長ぶりはまぶしく、そのスピードに驚かされる日々でした。



ただコロナ禍の反動とでもいうのか

インフル、溶連菌、アデノ、ノロなどコロナに加えてあらゆる感染症の大嵐に見舞われることになり、ここへきてマスクの感染症に対する有効性をしみじみ感じることにもなりました。。

とはいえ

コロナ禍の初期、未知のウイルスに対する不安で疑心暗鬼になっていた患者さんたちから垣間見えていた強いストレスの表情はなく、マスクをつけてなお、のびやかで余裕のある姿が見られるようになりました。

私たちはコロナという未知の病気を経験して、新しい生き方、生活、価値観をそれぞれが模索しながら少しずつ強くなれたのかなと思います。



この3年で犠牲になったことははかりしれませんが、子ども達は逆境でもたくましく前向きに生きていく姿勢を自然と身につけてくれたように思います。


子どもたちと日々接する中で、学ぶことは本当に多く、毎日新鮮な驚きをたくさんもらっています。

今年で保育士7年目、初心を新たに子どもたちや親御さんたちの気持ちにいつも寄り添いながら

少しでも力になっていけたらと考えています。


本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2021年5月5日水曜日

こどもの日 🎏

コロナ禍真っ只中で入学した新1年生も早2年生。

みんなマスク姿も板につき、ごく当たり前の日常になりました。



長く続く非常事態、たくさんの制限付環境の中で

今のこどもたちは不自由な子供時代を過ごしていてかわいそうだなぁ、、なんて勝手に同情したりすることもあったのですが、

キッズスペースに訪れるこどもたちの話を聞いていると

彼らのその順応性の高さと明るさには時に驚かされ、救われる思いがします。

こどもたちは大人よりずっとコロナ環境を自然に受け入れていて、だからこそどんどん新しい生活の楽しみ方を見つけ出し、つくりだしていけるのかもしれません。

こどもは小さい大人 と侮ることなかれですね。




今月より、当院は院長の代替わり🍎を行い、副院長の山川聡医師が院長となります。

とはいえ今まで通り山川毅医師は診療にあたり2診体制は当分変わりありません。

(おかげさまで毅先生はとっても元気です😊)

これからも患者さん一人一人と大事に向き合い、ご家族をサポートできるように皆で力を尽くしていきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします!




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5月は「こどもの日モビール」でお出迎え🎏






2020年12月27日日曜日

コロナ禍のクリスマス

2020年の静かなクリスマス


当院のクリスマスは例年通り、野性感たっぷりのクリスマスリースと

トンネルの木のブリキサンタがお出迎え。





今年は、名古屋市立大学鈴木研究室から届いたヘルスケアアートのプロジェクト

「マスキングテープのクリスマスツリー」も加わり、新しい賑わい。




本来はスタッフや患者さんとともにツリーのパーツを壁に貼り付けて組み立て、

オーナメントシールを貼っていく過程を楽しむところにこのプロジェクトの醍醐味が

あるのだと思いますが、今回は残念ながら保育士オンリーの設置作業。。

ありがたいことにこのツリーセットを二ついただいたので、まず一つ目をキッズスペースへ。



凹凸のある壁紙がマスキングテープによくなかったのか、子供達が遊ぶ高さにテープがあったからか

テープのツリーはあっという間に剥がれ一週間で無残な姿に、、

二度目のツリーはこれら反省を踏まえ、一番適切な場所はどこかとクリニック中探し回ったところ、最終的にたどり着いたクリニックのエントランス外へ。



当院では「お熱や感染症の患者さんは個室もしくはお車での待機」を徹底しているため、

キッズスペース以外でお待ちいただいていた一部の患者さんからテープツリーを見られなかった〜、、というお声もいただき、二つ目は皆の目に届く正面玄関のガラスに決定!


テープをガラスの外にはると、内側からは色なしの形が見えるだけになるのかな?と少し心配していたのですが、実際は全く心配なし!

むしろその薄い色付きシルエットが美しく、陽の光で床にできたツリーの影に戯れる

子どもの姿も見られたりして、ひそかに心なごむひと時をもらいました。

(写真は夕方の写真なのでツリーの影がないのが残念です😔)






長い時間コロナとの戦いが続いていています。

みなさん、お元気でしょうか?

自由には出歩けず友人にも会えず、アルコール消毒漬けで手指は荒れ荒れ💦これは私個人の悩みで恐縮ですが、多くの人たちがこのコロナ禍の中、悩みや不安を持って戦っているのだと考えると、悲しいのと同時に連帯感も感じます。



先日、おつかれの母にフェイスマッサージをしてあげようと張り切ってモミモミしてみたら、「イテテッ 痛いからやめて~」とお断りされました。

かなりトゲトゲの指だった模様です。ごめんなさい😓




来年はきっと、楽しい明るい希望の年となりますように。切に願ってやみません。

どうぞよいお年をお迎えください🍀

2020年8月31日月曜日

七夕短冊🎋お焚き上げ

今年の七夕は保育士特製の短冊(疫病退散の妖怪”アマビエハンコつき!)みんなの願い事を書いてもらいました。



短冊は約1ヶ月にわたり”トンネルの木”に掲載後、群馬県は山名八幡宮 ー安産・子育ての宮ー にてお焚き上げをお願いしました。[山名八幡宮:https://yamana8.net ]

先日神社から「お焚き上げ証明書」をいただきましたのでご報告です。




全部で132枚、大人も子供も思い思いの願いを綴ってくれて、このコロナ禍の中

トンネルの木がちょっとしたオアシスのように感じられた期間でした。

心に留めておきたいような優しさのこもった願いや思わず笑みの溢れる願いなど

実に様々な短冊がありました。

今回はその中の一部を紹介できればと思います。



やはりいちばん多かったのは新型コロナウィルスのこと。


「コロナが早くおわってほしい」

「マスクがいやだからコロナがなくなってほしい」

「平和なときにもどりますように」

「かぞくがコロナにならないように」


大きな変化の中で生活する子供たちの思いと切なる願いが感じられる言葉がたくさんありました。

「コロナの薬ができて みんながしあわせにくらせますように」

「はやく おじいちゃん おばあちゃんにあえますように」

「りょこうに いけますように」



一方で思わず頬がゆるむようなこんな願い事も


「早く大人の歯が生えてきますように」

「お金持ちになりますように」

「プリキュアになれますように」

「アンパンマンにあいたい」

「ポケモントレーナーになれますように」


「ユーチューバーになりたい」

なんていうネット時代を感じさせる願い事もありました。



🎥 詳細は やまかわこどもクリニックInstagramでも

https://www.instagram.com/tv/CDWLCN7DnSY/?utm_source=ig_web_button_share_sheet




コロナ禍と言われ始めてからもう半年ほどでしょうか。

当クリニックの日常にも変化がたくさんありました。

受付のアクリル板、検温用のサーマルカメラやスタッフのフェイスシールド姿。

何より電話診察・オンライン診察が増えて、子供たちの来院がずいぶん減りました。

入れ替わり立ち替わり子供たちが遊んでいたキッズスペースの日常がずいぶん昔のことのように感じられます。


マスクにフェイスシールドをつけて、ひっきりなしに換気をしたり消毒をしたり

最近はほぼ掃除のおばさん状態の保育士ですが、それでも日々子供たちの笑顔や

楽しいおしゃべりに、保育士という仕事の幸せを余計にありがたく感じています。



どうか子どもたちの子供時代がコロナに負けない想像力と創造力で、より楽しいものになりますように!

2020年6月10日水曜日

スタッフおすすめ絵本📚

小学校や幼稚園・保育園も再開されましたが、これからもしばらくは
おうち時間を楽しむ時間が続きそうな気配です。
この機会に子供たちに楽しんでもらえるような、
元気のでそうなオススメ絵本をご紹介していけたらと思います。


これまでは保育士からのおすすめ絵本を紹介してきましたが、
当クリニックには他にも、院長をはじめとした絵本ファンがたくさんいます。
院内の本棚には院長・副院長のおすすめ本にPOPをつけてありますが、
実は中にこっそりスタッフ(受付さんや看護師さん)のおすすめ本も


今回の絵本は受付スタッフが子供の頃好きだったもの。

「ぐるんぱのようちえん 
 /西内 ミナミ さく/堀内 誠一 え」



55年も前に出版された絵本だそうですが、堀内誠一さんの温かみあるイキイキした画は新鮮で、色あせることがありません。細部まで想像力あふれる楽しい絵は大人も子供も楽しませてくれること請け合いです。

ひとりぼっちだったぐるんぱ、
外の世界に出かけて行ってはじめての仕事
いつも一生懸命のぐるんぱですが、なかなかうまくいきません。
諦めかけたぐるんぱが
最後に見つけたぴったりの仕事とは、、


以下ネタバレあらすじ--------------
ひとりぼっちのゾウのぐるんぱ。
はじめて出会った新しい外の世界。
がんばってはたらいてみるけれど失敗ばかり。
みんな最後にこう言います
「もう けっこう!」

しょんぼり涙がこぼれそうなぐるんぱが出会ったのは
子だくさんのお母さん。
12人の子供たちの洗濯におおわらわのお母さん
「こどもたちと あそんでやってくださいな」

ぐるんぱの作った特大ピアノに腰掛けて、
子どもたちはぐるんぱの歌に大喜び!
ぐるんぱの作った大きすぎるクッキーはみんなで分け分け。
ぐるんぱの作った特大靴でかくれんぼ。
特大お皿は水を入れてこどもたちのプールに。

そしてあっという間にぐるんぱのようちえんの出来上がり!
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一生懸命やっていればどんな失敗も今に生かされていくもの、、
失敗を恐れず、そして失敗にめげることなく頑張って仕事しよう。。
なんて大人にも通ずる教訓までいただいてしまいました。
絵本って奥深い読みものです。

2020年5月29日金曜日

待合スペースの感染予防対策について

コロナ禍の中で、日常的な生活様式を見直すことが求められています。
我々も患者さまとスタッフを守るため、どのような体制を作っていくのが良いのか、日々 皆で試行錯誤をしています。

待合スペースはできるだけ距離を保った動線を確保するために、家具の配置をかえ、
遊びマットスペースを分割したり、おもちゃを大幅に減らしたりと大幅な模様替えを行いました。







特におもちゃ、本類は常駐の保育士による徹底した衛生管理を行っています。
プラレールやブロックなどの細かいフォローが難しいおもちゃはお休みに。

テラスの滑り台は今まで通りお使いいただけますが、
常に消毒された状態で遊んでいただくため、使用の際は念のためお声がけいただいております。(滑り台を含め当院のおもちゃ類は頻回な消毒を行っております。)



ただし最近は日差しが強く、滑り台も熱くなっていることがありますので
使用の際には保護者の方はどうぞ気をつけてあげてください。

2020年4月6日月曜日

春ですね🌸

今年はクリニックに桜の花がとどきました。





桜の花はマスキングテープのシールでできていて、枝シールと花シールをばらばらに
壁に貼り付けられる優れもの。
院内壁を彩る動物や魚たちのイラストを描いてくれた名古屋市立大学鈴木研究室の
新しいヘルスケアアートプロジェクトだそうです。
マスキングテープなだけにこの一週間の間でだんだん剥がれてきて花シールが床に
ハラリと落ちていたり、なかなかの趣です。
コロナウイルスの影響で本物のお花見がままならない状況なだけに、室内の桜たちは
期待以上に私たちの癒しとなり楽しませてくれています。


新学期の季節になり、本物の桜も今満開の美しさです。
コロナ関連のニュースばかりで心晴れない日々ですが、今年もいつもとかわらず
咲いてくれている桜たちを心からありがたく感じずにいられません。