2019年12月31日火曜日

大晦日

3回目の年末を迎えました。
かわいい子供たちに囲まれて、毎日盛りだくさん😊✨あっという間の1年でした。


待合スペースやキッズスペースでは、患者さんご家族の交流場面がたくさんみられます。
同じ幼稚園や保育園のお友達同士はもちろん、近い月齢のお子さんを持つお母さん同士が
初対面で意気投合して話されていたり、
お子さんの乳児時期の知り合いに偶然再会した方々が近況を語り合ったり。
子供たち同士も嬉しそうに打ち解けていたり、恥ずかしがって知らんぷりをしたり
様々な反応を見せていてとっても微笑ましいです。

「病気のお子さんや日々の子育てに奮闘しているご家族の心の拠り所となること」
は当院前身の山川小児科医院時代から変わらず持ち続けているポリシーです。
こんな風にりんごの病院もだんだんと地域に馴染んでこれているかな~と思うと
うれしくなります。

家事に 子育てに お仕事にと、二重にも三重にも忙しいお母さんたちは
日常の中で、ゆっくりひとと話す余裕がないということがあるかもしれません。
患者さんの憩いの場としても有効活用いただけるように、これからもしっかり
アシストできたらと思います。
とはいえ実際のところアシストのはずが果たしてお役に立てたか疑問、、
いやむしろお邪魔だった?ということもあり、まだまだ反省の多い私です。


日々一喜一憂している間に子供たちはあっという間に成長して
次に会う時にまったく別の顔をみせてくれたりもするので、うれしびっくりも
たくさんあります。

病院を訪れる子供たちは最初、馴染みのない医療空間に足を踏み入れて、
緊張したり怖がったり、、
いつもとは全く違う表情を見せていることも多いのではないかと思います。
保育士とはいえ病院にいるマスクをつけたおばさん、、怖く感じて萎縮するのも当然です。

ところが「断固拒否です」という雰囲気を漂わせていた子供さんからもときどき
思わぬ笑顔のご褒美がもらえることがあります。
そっとしておこうというときももちろんあるのですが、やっぱりどんな形でも
話しかけることはきっと大事なんだと感じています。
子どもは大人をよく見ているので、こちらが本気でわかろうとしなければ本当にわからない、、偏見のないまっさらな気持ちでこどもと接することが大事なのかなと難しさとともに実感しています。

前は顔を見るたびに泣いてお母さんにしがみついていた子も、だんだんと慣れてきてくれて
今はクリニックにつくなり走ってきて「先生今日はコレがやりたい。アレとって!」と
楽しげに話しかけてくれるのが本当にうれしいです。

今年も子供たちから絵や手紙や言葉や笑顔のたくさんのご褒美をもらいました。
うれしい宝物です。ありがとうございます!


来年も何卒、よろしくお願いいたします🍎
それではみなさま よいお年を。