2018年2月20日火曜日

おすすめ絵本6

「くまたくんのおるすばん」
作:わたなべしげお 絵:おおともやすお


この絵本は子どもの頃お気に入りだった本で、中に出てくる空飛ぶ自動車あそびを真似してよくやっていました。

空飛ぶ自動車は、主人公のくまたくんがおとうさんとお留守番中にしていたあそびです。
椅子やおもちゃ箱やテーブルをつなげて自動車にするのですが(背もたれのある軽椅子は左右に倒して羽にします!子供ながらそのダイナミックな遊び方に心うたれてしまい、是非ともやってみたいということになったのだと思います。
度々母が一緒になってこの遊びをしてくれたのでクウォリティーがどんどん上がっていって、子ども心に特別楽しい遊びだった記憶があります。
これが派生してやっていたテント遊びも兄弟で楽しんでいました!

こんな風に物語に出てくる面白いところをまねっこして遊んでみるのは絵本の醍醐味、楽しみ方のひとつだと思います。
家具を動かしたり小物を仕込んだりとなかなか面倒な遊びではあるので、大人の力を借りないと難しいのですが、、大人もウッカリ巻き込まれて楽しんでしまえれば、その仕上がりにワクワクすると思います。
大人になってから、兄や姉の子供たちとも一緒になってこの遊びをやってみたら大ヒットだったので、世代を超えて楽しめるお話なんだな~としみじみ思っています。


このくまたくんシリーズには他にもお勧めしたい良い話がたくさんあります。
このシリーズはどちらかというと盛り上がりも多くなく地味目な話が多いのですが、お勧め本として外せない人気シリーズです。
お話の内容が子どもにとって身近で、くまたくんをとり囲む環境も日本の現代家庭っぽくて共感できるところが多く、しかも挿絵も優しくかわいい絵なので長く親しまれてきたのかなと想像しています。

ちなみに迷子になりがちな子どもだった私には「ぼくまいごになったんだ」という本も印象深く記憶にのこっています。
おもちゃうりばで遊びに夢中になっているうちにおかあさんとはぐれたくまたくん、泣いていたら迷子センターにつれていかれてお母さんを待つという何ともリアルな流れ、、子どもにはグッとくる内容かと思います。

よかったらあわせてチェックしてみてくださいね😊🍀